前回と違う結果が出るのは腕の問題ではなく、相談者の状況と問いが前回と変わっているからです。その場での伝え方の手順を置きます。
同じ相談者から同じテーマで聞かれたのに、前回と違う結果が出た。どう伝えればいいかその場で迷う。この記事では、結果が変わる理由と、鑑定中に伝える手順を整理します。
MIKATA編集部に届く相談では、この話題は当たり外れの話としてではなく、その場でどう言葉にすればいいか分からないという形で書かれています。言い直すと信用を失いそうだと書き添えられます。
前回と違う結果が出る理由

腕の問題ではなく、相談者の状況と問いが前回と変わっています。
相談者の状況が動いている
前回から数か月経っていれば、相手との関係も仕事の状況も動いています。同じ結果が出るほうがむしろ不自然です。変わったことは相談者の現実が変わったという情報でもあります。
聞きたい中身が変わっている
編集部の聞き取りでは、前回と同じテーマに見える相談でも聞きたい中身が変わっていることが多い、という回答が多く集まりました。テーマ名だけでは同じ相談かどうかが判断しにくくなります。問いが違えば出るものも違います。
前回の記憶が整理されている
相談者の中で前回の内容は要約されています。実際に伝えた言葉より単純な形で覚えられていることが多くあります。食い違って見えるのはそのためです。
鑑定方法が違う
前回と別の方法を使っていれば、見える角度が変わります。同じ方法でも引いたものが違えば同じにはなりません。
前回が他の占い師だった
別の人の鑑定と比べられている場合があります。立て方も言葉の選び方も違うため、並べてもそのままは比べられません。
相談者が答えを決めている
すでに望む答えがあり、それと違うと前回と違うと感じられます。結果ではなく期待との差です。
MIKATA編集部に届く相談では、この話題は当たり外れの話としてではなく、その場でどう言葉にすればいいか分からないという形で書かれています。言い直すと信用を失いそうだと書き添えられます。
そのままにすると起きること
鑑定そのものより、続けて来てもらえるかに響きます。
その場で言葉が止まる
どう言うか迷っているうちに間が空き、自信がないように見えます。内容より止まった時間のほうが残ります。
前回に合わせて話してしまう
食い違いを避けようとして前回寄りに寄せると、いま出ているものを伝えられません。次の回でさらに合わなくなります。
説明が長くなる
理由を重ねて話すほど弁解に聞こえます。相談者が聞きたいのはいまどうするかです。
相談者が確かめに来るようになる
当たっているかを試す場に変わると、相談として成り立ちません。話す内容も浅くなります。
記録を残さなくなる
食い違いを見たくなくなると前回の記録を開かなくなります。確かめる材料が無くなり、同じことが繰り返されます。
再訪が減る
はっきりした苦情は出ないまま、次の予約が入らなくなります。理由が分からないため直しようがありません。
編集部で、個人で鑑定をしている方に再訪の相談での進め方を聞きました。結果だけを先に伝えた場合より、前回からの変化を先に聞いてから伝えた場合のほうがその場で質問が出たという回答が多く集まりました。
鑑定中に伝える手順

結果を先に出さず、前回からの変化を先に聞きます。
前回からの変化を先に聞く
あれからどうでしたか、から始めます。聞き取りでは先に聞いてから伝えた場合のほうがその場で質問が出たという回答が多く集まりました。状況をそろえてから出します。
今日聞きたいことを言い直してもらう
同じテーマに見えても中身が変わっています。今日は何を決めたいですかと聞くと、前回との違いがその場ではっきりします。
違いをそのまま言葉にする
前回と違うものが出ています、と先に言ってください。隠さないほうが説明が短く済みます。伏せるとあとで食い違います。
前回と違う結果が出たときの手順
- 前回からの変化を先に聞く
- 今日聞きたいことを言い直してもらう
- 前回と違うものが出ていると先に伝える
- 変わった理由を状況の変化として一つだけ示す
- 今日の結果からできる行動を一つ決める
理由は一つだけ示す
状況が動いたから、問いが変わったから。どれか一つで足ります。重ねるほど弁解に聞こえます。
今日できる行動を一つ決める
結果の違いを議論しても進みません。今日の結果から動けることを一つだけ決めて終わってください。
前回の記録をその場で開く
実際に伝えた言葉を確かめられると、記憶との差がその場で解けます。開けるように残しておいてください。
相談者の反応別の返し方

言われ方によって返す場所が違います。
前と違うと言われたとき
違うものが出ていますと認めたうえで、前回から何が動いたかを一緒に並べてください。否定から入らないでください。
どちらが当たっているのかと聞かれたとき
どちらもその時点で出たものだと伝えます。比べる話から今日決めたいことへ戻してください。
| 言われ方 | 返す場所 |
|---|---|
| 前と違う | 違いを認めて前回からの変化を並べる |
| どちらが当たっているのか | 今日決めたいことへ戻す |
| 別の占い師とも違った | 立て方が違うと伝え比べない |
| 前の結果のほうがよかった | 望む答えとの差として扱う |
| もう一度見てほしい | 同じ日に引き直さないと決めておく |
別の占い師とも違ったと言われたとき
立て方も言葉の選び方も違うため、並べてもそのままは比べられません。他の鑑定を評価しないでください。
前の結果のほうがよかったと言われたとき
結果ではなく期待との差です。どの部分がよかったのかを聞くと、本当に気にしていることが出てきます。
もう一度見てほしいと言われたとき
同じ日に引き直さないと先に決めておいてください。納得するまで繰り返すと、鑑定が確かめ作業に変わります。
黙ってしまったとき
受け取る時間が要ります。言葉を足さずに待ってください。埋めようとすると説明が長くなります。
同じ聞き取りで、相談者が持ってくる問いについても尋ねました。前回と同じテーマに見える相談でも聞きたい中身が変わっていることが多い、という回答が多く集まりました。テーマ名だけでは同じ相談かどうかが判断しにくいという声もありました。
次の回のための準備
その場の返し方だけでは繰り返されます。記録で備えます。
伝えた言葉をそのまま残す
要約ではなく、実際に使った言い回しを残してください。記憶との差が出たときに開けます。
その日の問いを書いておく
テーマ名だけでは同じ相談かどうかが判断しにくくなります。今日何を決めたかったのかを一行で書いてください。
使った方法を書き添える
何で見たかを残しておくと、次に違うものが出たときの説明が短くなります。
再訪の間隔を見る
短い間隔で同じ相談が続く場合は、決められない状態が背景にあります。回数ではなくそこを扱ってください。
先に案内しておく
状況が動けば結果も動きます、と初回のうちに伝えておくと、食い違いが問題になりにくくなります。
自分の調子を書き添える
立て込んでいた日かどうかも残しておくと、言葉が短くなっていた回が見えます。腕ではなく条件です。
▼ 次の回に向けた確認
- □ 伝えた言い回しをそのまま残している
- □ その日の問いを一行で書いている
- □ 使った方法を書き添えている
- □ 再訪の間隔を見ている
- □ 初回に結果が動くことを案内している
扱いきれないと感じたときは

手順を置いても収まらない場合があります。
相談者が強くつらそうなとき
眠れない、食事が取れない、消えたい気持ちがある。そうした言葉が出たときは鑑定で抱えず、医療機関や相談窓口を案内してください。
繰り返し確かめに来るとき
同じ相談が短い間隔で続く場合は、回数を重ねるほど決められなくなります。間隔を先に決めてください。
強い言葉を向けられたとき
外れたと責められ続ける状態は、伝え方の範囲を超えています。鑑定を区切る判断をしてください。
自分を責める言葉が強いとき
腕がない、向いていない。その言葉がきついときは、結果の違いよりその言葉のほうを先に扱ってください。
相談先を先に用意しておく
同業の相談相手や案内できる窓口は、落ち着いている時期に調べておくと使いやすくなります。
同じ結果でなくてよい
前回とそろえる必要はありません。違いをその場で言葉にできれば十分です。

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よくある質問(FAQ)
Q1. 占い師として前回と違う結果が出たとき、隠したほうがよいですか。
A. 前回と違うものが出ています、と先に言ってください。隠さないほうが説明が短く済みます。伏せるとあとで食い違います。
Q2. なぜ前回と違う結果が出るのですか。
A. 相談者の状況が動いているためです。編集部で個人で鑑定をしている方に聞いたところ、同じテーマに見える相談でも聞きたい中身が変わっていることが多い、という回答が多く集まりました。
Q3. 鑑定中はどの順番で進めればよいですか。
A. 結果を先に出さず、あれからどうでしたか、と前回からの変化を先に聞いてください。先に聞いてから伝えた場合のほうが、その場で質問が出たという回答が多く集まりました。
Q4. どちらが当たっているのかと聞かれたらどう返しますか。
A. どちらもその時点で出たものだと伝え、比べる話から今日決めたいことへ戻してください。同じ日に引き直さないと先に決めておくと揺れません。
監修:MIKATA編集部
※本記事は情報提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関や専門家にご相談ください。
