口コミが増えないのは満足度ではなく、書く場所と、頼むタイミングを用意していないためです。満足した人ほど、何も言われなければ書きません。
良かったと言ってもらえるのに、口コミは増えない。この差は、鑑定の質ではなくそのあとの導線で生まれています。
MIKATA編集部が個人で活動する方の相談を整理すると、口コミが集まっている人は、その場で書く場所を渡していました。「よろしければこちらに」と一言添えるだけ。頼んでいない人との差は、そこだけでした。満足していても、頼まれなければ書く人はほとんどいません。
頼み方の基本
- 鑑定の最後に、書く場所を渡す(二次元コードやリンク)
- 「よろしければ」と添える(義務にしない)
- 書く内容は指定しない
- 特典と引き換えにしない
4番目は守ってください。割引と引き換えに書いてもらう形は、掲載先の規約で禁止されていることがあり、内容の信頼性も下がります。
読む側は、特典目当ての口コミを見分けます。似た文面が並んでいると、そこで判断材料としての価値がなくなります。
結果として、集客にも効きません。
正直に集めたものだけが、判断材料になります。
数が少なくても、そのほうが信頼されます。
無理に増やす必要はありません。
自然に集まる形を作るほうが続きます。
| 頼み方 | 起きること |
|---|---|
| 何も言わない | 満足していても書かれない |
| その場で場所を渡す | 一定数が書いてくれる |
| 後日メールで頼む | 返信率は落ちるが、届く人もいる |
| 特典と引き換え | 規約違反の可能性・信頼性が下がる |
書く場所を1つに決める
複数を案内すると、どこに書けばいいか迷って書かれません。いちばん見られる場所を1つ選んで、そこだけを渡してください。
2か所に載せたい場合も、その場では1つだけ渡してください。選ばせると、決めきれずに終わります。
鑑定の最後に組み込む
見送りの流れに入れておくと、忙しい日でも省略されません。「本日はありがとうございました。よろしければこちらに」の形で足ります。
毎回同じ言い方で構いません。型を決めておくと、言い忘れが減ります。
忙しい日ほど、型が助けになります。

どこに集めるか
口コミが書かれやすいのは、鑑定の直後です。時間が経つほど、内容も感想も薄れます。後日メールで頼む方法もありますが、返信率は落ちます。その場で書く場所を渡せるかどうかが、件数を分けています。
- 地図アプリ:対面なら最も見られる
- 掲載サービス:申し込みの手前で読まれる
- 自分のページ:管理しやすいが、信頼性は下がる
- SNS:流れるため、あとから見つけにくい
対面なら1番目、オンライン中心なら2番目です。3番目は自分で選んで載せられるぶん、読む側にとっては判断材料になりにくい。
外部の場所に集めておくほうが、選んで載せていないことが伝わります。
その差が、読む側の受け取り方を変えます。
同じ内容でも、場所によって重みが違います。
読む側が普段見ている場所を選んでください。
自分のページに載せる場合
掲載の許可を必ず取ってください。また、特定の個人が識別できる形は避けてください。年代と相談内容の大枠までにとどめます。
集める場所は変えない
途中で移すと、それまでの件数が分散します。最初に決めた場所を続けてください。
件数がまとまっているほど、読む側の判断材料になります。
書きやすくする
▼ 書く手前のハードルを下げる
- □ 二次元コードを用意する(入力の手間を減らす)
- □ 書く場所を1つに絞る
- □ 「一言でも」と伝える
- □ その場で開いてもらう
- □ 会員登録が要るかを事前に確認しておく
5番目は見落とされます。登録が必要な場所を案内すると、そこで止まります。登録なしで書けるかを、先に確かめておいてください。
自分で一度、書く側の手順を試してみてください。どこで止まるかが分かります。
止まる場所が分かれば、案内も具体的になります。
「ここを押してください」まで言えると確実です。
3番目も効きます。長い文章を書かなければならないと思うと、後回しにされます。
その場で開いてもらう
持ち帰ってもらうと、ほとんどの場合そのままになります。帰り支度の前に、画面を開くところまで一緒に進むと確実です。
急かす必要はありません。あとで書きます、と言われたらそれで終えてください。

低い評価がついたとき
▼ 対応の手順
- すぐ返信せず、一度おく
- 事実の誤りがあれば、その部分だけ訂正する
- 感じ方の違いには、反論しない
- 改善する点があれば、それを書く
- 個別の内容には触れすぎない(守秘の観点)
3番目が要点です。反論すると、読んだ人には「この人に相談したらこう返されるのか」と伝わります。返信の内容より、姿勢のほうが読まれています。
感情的な返信は、他の候補と比べられている場面で不利に働きます。
一度おいてから書くだけで、内容が変わります。
翌日でも遅くありません。
削除を求めるのは、事実無根や規約違反の場合に限ってください。評価が低いというだけでは、通常は対象になりません。
低い評価が1件あること自体は、読む側にとって不自然ではありません。高評価だけが並ぶほうが、作られたものに見えることがあります。
すべてに返信する必要もありません。対応が要るものだけで足ります。
すべてに返すと、義務のように見えることもあります。
集客や発信の整え方についてLINEで配信しています。
数より内容
件数を追うと、内容が薄くなります。
- どんな相談だったかが書かれている口コミが効く
- 「よかったです」だけでは判断材料にならない
- 同じような文面が並ぶと、不自然に見える
- 少なくても、具体的なものが数件あれば足りる
内容を指定しないでください。指定すると似た文面が並び、読む側に不自然さが伝わります。
何を書いてもらうかより、書く場所を渡すかどうかが件数を決めます。
この記事では平均の口コミ数を示しません。分野と規模で幅が大きく、検証できる統計を持っていないためです。自分の鑑定件数と口コミ件数を記録して、頼み方を変えた前後で比べてください。
記録するのは2つの数字で足ります。月ごとに並べれば、変化は見えます。

表現で気をつけること
占いの発信と口コミの扱いには、守るべき線があります。
- 結果を保証する表現を使わない
- 口コミを効果の証明として使わない
- 不安を強めて申し込みを促さない
- 医療や法律の判断に踏み込まない
- 特定の個人が識別できる形で掲載しない
2番目に注意してください。「当たりました」という口コミを的中の根拠として掲げる形は、結果を保証する表現に近づきます。
MIKATAでは、相談を受ける方の掲載を扱っています。扱う範囲と形式を明記して掲載できるようにしているのは、口コミだけでなく、判断材料そのものが必要とされているためです。
口コミが増えないなら、頼んでいないだけの可能性が高い。次の1件から、その場で場所を渡してみてください。
費用も準備もほとんどかかりません。
口コミは、集客のなかでいちばん費用のかからない部分です。頼む一言を鑑定の流れに組み込むだけで、積み上がっていきます。
半年後に効いてくるのは、その日の一言を続けたかどうかです。1件ずつしか増えませんが、減ることもありません。
広告と違い、止めても残り続けます。積み上がるものに時間を使うほうが、長い目で見て効率的です。
口コミが数件あるだけで、初めての人の判断はかなり変わります。ゼロと1件の差が、いちばん大きい。
まず1件を目指してください。そこから先は、同じ流れを続けるだけです。
件数は、あとから自然についてきます。
焦って集めるほど、内容は薄くなります。


よくある質問(FAQ)
Q1. 口コミを頼むのは失礼ではありませんか?
A. 「よろしければ」と添えて場所を渡すだけなら、義務にはなりません。頼まれなければ、満足していても書かれません。
Q2. 特典と引き換えに書いてもらってもいいですか?
A. 掲載先の規約で禁止されていることがあり、内容の信頼性も下がります。避けてください。
Q3. 低い評価がついたらどうすればいいですか?
A. 感じ方の違いには反論しないでください。返信の内容より、姿勢のほうが読まれています。
Q4. 口コミは多いほうがいいですか?
A. 件数より、どんな相談だったかが書かれているかが効きます。少なくても具体的なものが数件あれば足ります。
監修:MIKATA編集部
※本記事は情報提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関や専門家にご相談ください。
